約10年前、ボビーとSnapchatに取り組み始めたとき、私たちは何か違うものを作ることを重要視していました。

当時、ソーシャルメディアはできるだけ多くの人を繋げようとし、大量にフォロワーを増やして全世界にコンテンツを発信させようとしていました。多くのフレンドは、自分の感情すべてを共有するのではなく、パフォーマンスにプレッシャーを感じつつ、経験の1％程度を共有していました。私たちは、格好いい瞬間や旅行した時、人生の重要な瞬間などを投稿していました。ボビーと私は、人生の他の99％は親密な関係やつながりの基礎となるものであるため、とても窮屈だと感じました。 

Snapchatによって、私たちは人間のために技術を設計したのです。私たちは、人々が現実の友人と一緒に体験をフルに表現する方法を提供するために、Snapchatを作りました。そのためSnapをデフォルトで削除できるようにしました。ソーシャル メディアが登場する前は、フレンドがすべての会話の記録を永久に保持することはありませんでした。

Snapchatを展開したとき、フレンドと連絡を取り合うためにSnapchatを送り合ったり、より自由にコミュニケーションや自己表現をするようになったという信じられないような話を耳にするようになりました。 

この最初の会話から10年、私たちは人間性を育み、支え、真の友情を育む製品や技術を設計することに尽力してきました。パブリックコメントなしに、私たちはニュースフィードではなく表現力豊かなカメラを中心にサービスを設計しました。

当社は大きく変わりましたが、私たちの製品はこの昔からの考えに忠実なままです。特に友人や愛する人がクリエイティブで安全な方法によってネット上でつながることを余儀なくされた1年に耐え抜きながら、私たちは皆、いかにコミュニティを第一に考えるかについて毎日考えを巡らせています。

だからこそ、安全性と影響に関するブログを紹介できることを嬉しく思います。このブログは、セーフティ・バイ・デザインやプライバシー・バイ・デザインの取り組みについて説明し、この分野における新たな考えを探求する場です。皆様からのフィードバックを取り入れつつ、新しく役に立つものを創造していけることを楽しみにしています。

Evan