Snapの欧州デジタルウェルビーイング協議会のご紹介
2025年8月18日
Snap初の 欧州デジタルウェルビーイング協議会 (欧州CDWB)のメンバーをご紹介します。このプログラムは、欧州各地の10代の若者を集め、オンライン生活で何を楽しんでいるか、どんな課題に直面するかなどを直接聞くためのものです。欧州CDWBは、米国で初めて開催された協議の成功に基づき構築されています。

欧州初のCDWBを構築するため、10ヶ国から14名の10代の若者を選出して以来、これらの参加者たちと月2回のオンライン会議を開催してきました。最近はアムステルダム・オフィスで、協議会メンバーと信頼できる大人による対面式サミットを開催しました。
このプログラムは始まったばかりですが、すでに非常に多くの知見が得られています。 初期の観察結果をいくつかご紹介します。
つながりが鍵:10代の若者は、オンラインで友達と過ごす時間からつながりを感じ、仲間とデジタルエクスペリエンスについて話し合うことを好みます。
リソースを通じたエンパワーメント:10代の若者はエンパワーメントを感じたいと考え、自分たちから始まる楽しく健康的で安全なオンライン体験でそれが実現できると信じています。彼らは、できれば自分が使用しているプラットフォームから、すぐに利用可能なリソースを得たいと考えています。
両親は彼らに寄り添い、心の準備をしておくこと:10代の若者は、両親の役割を明確に認識しており、両親が自分のオンライン生活に心から関心を示し、実体験に基づく対話をする準備をしておくことを期待しています。信頼関係が築かれると、10代の若者はより安心してサポートを求め、テクノロジーについて説明するようになります。
「怠惰」という考えを捨てること:10代の若者は、大人は自分の電話の使い方について誤解していると感じています。彼らにとってオンラインプラットフォームとは、友人や家族とのつながり、新しい関係の構築、情報の発見、世界の探索、宿題の協力などにおいて重要な役割を果たすものです。協議会メンバーの一人も述べているように、 「電話を使用して怠けているわけではありません」。
サミットでは、オンラインの落とし穴や保護者向けツールから、デジタルと対面の社会的なダイナミクスの違いと類似点まで、幅広いトピックに関して興味深く建設的な対話が行われました。協議会メンバーは、メンタルヘルスの重要性や、自分が実践しているメンタルヘルス関連のルーティンについて、熱い議論を交わしました。 彼らはまた、いじめやヘイトスピーチといった社会問題に取り組むには、適切な社会規範を確立し、遵守することが重要だと訴えました。 これらの重要な議論に加え、サミットではゲストスピーカーによる講演、10代の若者とより幅広い年代のSnapチームによる「スピードメンタリング」セッション、そしてチーム構築のための楽しいアクティビティなどが行われました。
アムステルダムで共に過ごした時間が終わる頃には、参加した10代の若者(および引率者)は各地域コミュニティのオンライン安全アンバサダーになるという強い意欲を示していました。
この熱心な若者たちと、今後も安全や健康に関する対話を続けることを楽しみにしています。 これからも親切で賢くクリエイティブな欧州CDWBメンバーの知見をお届けします!
— シース・ファン・コッペン、Snap INC. EMEAセーフティポリシー責任者
* Snapの欧州CDWBメンバー:
ベン、13才、 英国
コーエン16才、イタリア
エバ、14才、 スウェーデン
エラ、14才、 英国
エラ、16才、 フランス
エリアス、15才、 ノルウェー
エミリー、14才、 英国
ハーコン、14才、 ノルウェー
イザベラ、16才、 ドイツ
レオン、15才、 ポーランド
メディナ、14才、 デンマーク
メルヴェイユ、16才、 フランス
サラ、13才、 オランダ
タラ、14才、 クロアチア